土岐市美濃焼の歴史、伝統、技術と次代を担う現代の取り組みを紹介する公式ブランドサイト

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TOKI MINOYAKI STORY
Story04
窯元の個性と魅力を引き出し、伝え、共に作る。
株式会社ロロ 早川 秀雄
Profile
株式会社ロロ
早川 秀雄
〒509-5171 土岐市泉北山町3-7
Tel.0572-55-7381
http://www.lolo-inc.co.jp

美濃焼で、今までにない商品を
約400もの窯元が軒を連ねる美濃焼のまち、土岐市。美濃焼卸業者が集まる「織部ヒルズ」に位置する株式会社ロロは、自社や顧客のオリジナル商品の企画開発を中心に行う卸業者だ。
1977年の創業当初は、弁当箱や布製品を中心に制作するメーカーとしてスタートしたが、代表取締役の早川秀雄さんは、身近にある美濃焼に着目した。ちょうど、暮らし全体をコーディネートするライフスタイルショップが増えてきた時代。その流れに乗り、インテリアグッズを美濃焼で作ってみてはどうか。「お皿やどんぶりなどの器は、既に多くの方が作っていらっしゃって、良いものがたくさんありました。そういうものは、卸として仕入れて売っていけばいいかなと」。そうして、コーヒーや茶葉を入れるキャニスター、洗面所に置くソープボトルなど、より機能性が高い陶磁器のインテリア用品を次々と企画した。

徹底的な消費者目線が人気の理由
「美濃焼は、土の性質上、陶器だけでなく、磁器にも独自の温かさや柔らかさがあるのが魅力です」。そんな美濃焼特有の風合いと洗練されたデザインが融合したインテリアグッズは人気を博し、陶磁器製の日用品の先駆けとなった。
2008年に、それらの商品をブランド化した「SALIU®(サリウ)」が誕生。「日本人特有の感性、茶の心“茶流”から名付けました。大切な人、そして自分自身へのおもてなしの心をコンセプトにしています」。旬のものを美味しくいただけるように。使う際にストレスがなく、その人の暮らしが快適で楽しくなるように。そんな思いから、商品開発に一切の妥協は無い。商品は試作品を社内や自宅で実際に使用し、改良を重ねる。例えば、磁器製の薬味おろし器は、使う分だけおろしたてを食べられるようにと、卓上に置いても邪魔にならず、収納に困らないコンパクトな商品を考案。徹底した消費者目線から生まれる理にかなったデザインが、多くの人に支持されている。

窯元の個性と魅力を目利きし、引き出す
商品開発におけるもう一つのこだわりが、窯元選びだ。株式会社ロロは自社工場を持たず、生産をすべて外部の窯元に委託している。そこで最も重要になるのが、どんな商品をどの窯元に委託するか。圧力鋳込みやガバ鋳込みなどの独自の技術を持つ窯元、職人による手彫をきれいに施すことができる窯元。長年築いてきた信頼関係と、土岐市に点在する窯元一軒一軒の歴史や背景、どんな器を作っているのかなどを調べあげた知識を基に、作りたい商品に適した窯元へ仕事を依頼する。「一つ一つ調べていくと、その窯元さんの魅力が光り輝いてみえるんです。その技を引き出すと、面白いものが作れるんですよ」。

美濃焼を世界に発信し、まちの活性化に繋げたい
その見事なマネジメント力を買われ、数多のライフスタイルショップから商品製造の依頼が寄せられ、今では受注の50%をそれらのOEM事業が占める。先方のデザイナーの希望を基に、「素材感のある茶碗を作るならこの窯元に任せたい」「あの窯元の粉引の器は、上品で一般家庭でも使いやすいだろう」と、クライアントの希望と窯元の個性を結び付けていく。窯元の生産キャパシティまで加味して仕事を振り分けるという早川さんは、まさに“美濃焼のプロデューサー”だ。
「昔みたいに、一つのブランドのテーブルセットを揃えて使う時代じゃなくなりました。食卓の上に、いろんな器があって、それらが調和するのが良い。美濃焼の窯元の技や素材を組み合わせて提案し、お客様のあらゆる希望に応えていくことが、我々の仕事だと思いますね」。長年培われてきた窯元それぞれが持つ力、美濃焼の魅力を、伝えていく。

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