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TOKI MINOYAKI STORY
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型にはまらず自由に、美濃焼をつくる。
樹窯 川合 正樹
樹窯 川合 正樹
Profile
樹窯
川合 正樹
〒509-5401 土岐市駄知町1606-7
Tel.0572-59-8849
樹窯
樹窯
偉人の作品に心打たれ、陶芸作家を志す
どんぶりの産地、土岐市駄知町に昭和50年ごろに川合正樹さんが開窯した樹窯はある。工房では、川合さんが日々、黙々と作品づくりに励んでいる。「これが自分にとっての生きがいですね。制作に没頭すると、深夜12時を回っても苦にならないんです」。 川合さんは、これまで数々の作品展での受賞歴を誇る陶芸作家だ。この道を志したのは21歳の頃。きっかけは当時デパートで開催されていた、瀬戸黒の人間国宝・加藤孝造氏らによる美濃焼の展覧会に足を運んだことだった。「そのときに初めて、陶芸を芸術作品としてちゃんと見ました。刺激を受け、純粋に格好良いなと思ったんです」。その後、岐阜県陶磁器試験場と地元の窯元で技術を学び、30歳のときに独立し、この樹窯を開いた。
樹窯
斬新なデザインと伝統的な表現が融合した作品を
川合さんは、春に行われる日本新工芸展と、秋に行われる日展に毎年出品し、幾度もの入賞を果たしている。しかし、あえて自分らしいデザインを定めないのが特徴で、展覧会のたびにがらりと変わった印象の作品を出品し続ける。「一回こっきりの人生ですから、やりたいことをやろうと思って、毎回まったく新しいデザインで挑みます」。その中でも一貫しているのは、「灰釉」での表現だ。灰釉とは植物の灰を主原料とした釉薬のことで、焼成するとき、窯の中で薪が灰になり、うつわがその灰を纏うことで表面に景色が現れる。同じ灰釉でも焼き方によって艶が出たりマットな質感になったりと仕上がりは大きく異なり、川合さんは、光沢のない落ち着いた風合いの、現代的な表情を目指す。幾度となく試作を重ねるが、展覧会に出品する大規模な作品となると焼き直しは効かない。「毎回、全然違うものを作るものだから、失敗したなと思うこともあります(笑)。でもそれがまた次の作品への意欲に繋がります」。
樹窯
現代の日常に馴染むうつわで、美濃焼の魅力を広く伝える
樹窯には一般向けのギャラリーショップも併設しており、川合さんは作品づくりの傍ら、日常使いのうつわの制作も行う。ショップにはマグカップや飯碗、小皿、花瓶など様々なうつわが並び、色合いやデザインも多彩。そのラインアップには川合さんの自由な作風が表れているようだ。「うつわのデザインは、思い付きでどんどん作っていきます」。中でも数多く揃うのが、織部や黄瀬戸など、美濃焼の伝統的な技法を用いたうつわだ。「やはりこの場所に工房があるからには、美濃焼ならではのうつわを作りたいなと。でも、なるべくモダンなものを作りたいと思っています」と川合さん。アートのような絵柄が彫られたマグカップや、シンプルな削ぎが施された飯碗など、伝統的な技法を生かしつつデザインで新鮮な印象を与え、現代の食卓にも馴染むようなうつわを仕上げる。どれも、手づくりならではの温かみが備わり、ほかにはない味わい深さに心惹かれる。
樹窯
樹窯
これからも新しい作品を生み出し続けたい
「美濃焼の伝統は、先人が残した宝です。それを未来に残していくためには、同じものを作り続けるだけじゃなく、現代に通じるものを作っていかなきゃいけないと思うんです」。川合さんは70歳となった今もなお、新しい作品に向けた意欲を持ち続け、精力的に創作活動を続ける。目標は、85歳になるまで新作を発表し続けること。「だんだんと表現力も衰えてきているのかもしれない。でもとにかく、自分の中では一歩でも半歩でも、前進したものを作りたい。型にはまらず、冒険し続ける。そうやって新しい作品を生み出して、足跡を残せたらと思うんです」。美濃焼に人生を賭けてきた陶芸家の情熱は、衰えることを知らない。
TOKI MINOYAKI STORY
土岐市美濃焼ストーリー
玄保庵 加藤 保幸
玄保庵
加藤 保幸
一洋陶園 水野 力
一洋陶園
水野 力
藤山窯 加藤 賢治
藤山窯
加藤 賢治
陽山窯 水野 雅之
陽山窯
水野 雅之
正陶苑 祐山窯 正村 祐也
正陶苑
正村 寛治・祐也
春山製陶有限会社 加藤 雅憲
春山製陶
加藤 雅憲
真山窯 伊藤 浩一郎
真山窯
伊藤 浩一郎
樹窯 川合 正樹
樹窯
川合 正樹
有限会社豊大窯 伊藤 仁
豊大窯
伊藤 仁
快山窯 塚本 満
快山窯
塚本 満
有限会社丹山窯 H&Mクラフト丹羽 正廣
丹山窯 H&Mクラフト
丹羽 正廣
鈴木陶苑 鈴木 哲平
鈴木陶苑
鈴木 哲平
カク仲 白石 文伸
カク仲
白石 文伸
昭和製陶株式会社 加藤 源一郎
昭和製陶
加藤 源一郎
知山窯 安藤 統
知山窯
安藤 統
丹山窯 丹羽 哲男
丹山窯
丹羽 哲男
Maruchu Inc. Hironao Sakai
丸忠
酒井 宏尚
角山製陶所 伊藤 真
角山製陶所
伊藤 真
株式会社日本セラティ 鵜飼 研志
日本セラティ
鵜飼 研志
芳泉窯 有限会社カネ芳製陶所 北邑 宜丈
芳泉窯
北邑 宜丈
株式会社カネセ 伊藤 洋介
カネセ
伊藤 洋介
伸光窯 金多田中製陶所 田中 一亮・久美子
伸光窯 金多田中製陶所
田中 一亮・久美子
株式会社山功高木製陶 髙木 崇
山功高木製陶
髙木 崇
有限会社ヤマ亮横井製陶所 横井 亮一
ヤマ亮横井製陶所
横井 亮一
有限会社 丸仙化学工業所 水野 寿昭
丸仙化学工業所
水野 寿昭
美濃焼おかみ塾
美濃焼おかみ塾
 
藤田陶器株式会社 藤田 裕子
藤田陶器
藤田 裕子
作山窯
髙井 宣泰
株式会社ロロ 早川 秀雄
ロロ
早川 秀雄
金正陶器 澤田敦史
金正陶器
澤田敦史
だち 窯やネット
だち 窯やネット
 
カネコ小兵製陶所 伊藤 克紀
カネコ小兵製陶所
伊藤 克紀
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土岐市美濃焼インスタグラム
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いよいよ明日からです。
にっぽんの暮らし展2024
komeamaキッチンカーとしては都内初出店。
完成までのストーリーはこちら👇
komeamadeau 

今回は岐阜県美濃焼の窯元の皆さんとコラボしました。
当日選んで頂いた器に岐阜県産[龍の瞳]で作った
komeamaをお楽しみ頂けます。
龍の瞳、今年に相応しくてまさにこのイベントにピッタリかと。
作っている間に鳥肌が止まらないこともあった
力強い不思議なお米でした。

作品に出逢った時のときめきだけでなく
口あたりの時に出逢うときめきも感じてもらえる
とても素敵なイベントに参加させてもらいます。
もちろん出逢った器はお買い求め頂けます。
他にも能登上布さん notojofu などもご参加されていて
今、こうしてこのイベントに参加出来るとの
有り難さをより感じています。

明日からブースに募金箱を設置します。
オンラインショップでは医療従事者の方への寄付セット
販売していまして、今まで御協力頂いた分含めて
皆さんを代表して寄付させていただきます。
寄付先はちゃんと現地の方へ届くところにします。
当たり前の事なんですけど、
今世の中ドロっとしたところもあるのでね。まったく。

明日は11.00より代官山蔦屋書店のGardengalleryで
秦野の木とkomeamaと共にお待ちしています。
komeama、deauはまさにこの瞬間を作りたくて
始めたので。今から楽しみです!
関係者の皆さんよろしくお願い致します。

Special Thanks
gardengallery_daikanyama 

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