2代目の鈴木哲平さんが釉薬の原料となる硼酸(ほうさん)という成分にチタンの含有量を増やし、焼成することで、まるで虹色になる釉薬を開発。この釉薬を使った「塗分(ぬりわけ)」は、熱による変化で透明釉が不思議と青く変化し、淡いグラデーションを生み出す。化学反応によって生まれる不思議な色合いが、見る人を惹きつけている。
昭和51年創業。初代・鈴木秀俊さんが「地場産業に関わる事業がしたい」と、この下石町に窯を開いたのが始まり。伝統的な技法を守っていきたいと、化粧土と釉薬を巧みに使い、「粉引」や「三島」、「黒十草(くろとくさ)」など、手間がかかる手法に積極的に取り組む。美濃焼に新しい風を吹き込みたいと、新商品の開発にも余念がない。
> see story〒509-5202 土岐市下石町322-22
Tel.0572-57-5193
https://suzuki-touen.jimdofree.com/