玄保庵の加藤保幸さんが確立した「彩華錦(いろどりはなにしき)」は、美濃焼に繊細な上絵を施したシリーズ。前衛的な造形と古典的な絵を融合した唯一無二の表現だ。細い筆で描く赤絵や呉須はまさに職人技。絵付け職人が減る昨今、その技術の高さがうかがえる貴重な作品といえる。
日展作家・加藤保幸が開いた窯。絵付け技術を生かした「彩華錦」のスタイルを確立。ギャラリーには自らの作品等を展示・販売するほか、若手作家による作品の展示も行う。また、うつわを楽しんでもらえるようにと、ランチや茶せんで泡立てるラテなどを提供。毎年12月には自作の窖窯に火を入れ、指導した生徒の作品も含めて「窯焼き」を行う。
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