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化粧土を使った精微な絵付けが特徴的な美濃地方で生まれたやきもの「精炻器（せいせっき）」。黒、緑、白、茶を使用し、マットで落ち着いた色合いで椿を表現。日本のうつわでありながらも、異国情緒を感じる精炻器の魅力を存分に感じられる。素材は炻器のため、吸水率が低く、陶器の温かみを持ちながら、磁器と同じように使えるのも魅力。
昭和初期に美濃地方で生まれた「精炻器」。化粧土による立体的で美しい絵付けが海外で高く評価された。現在では失われつつあるこの技法を継承し、新しい精炻器の制作を行う。
