重厚でつややかな質感を持つ陶器に、天然素材である本漆を施し、“陶”と“漆”、両方の美しさを表現。ろくろ師が手作業で成形したうつわの内側に、絵付師が十草や唐草などの模様を描き、漆職人が漆塗りと研磨作業を繰り返して仕上げる。深みのある黒色の曙塗(あけぼのぬり)と鮮やかな朱色の根来塗(ねごろぬり)の、日本古来の色合いが堪能できる。
昭和28年創業。「個性的なうつわづくり」を理念に、手作りと手描きにこだわった「安南シリーズ」や、鮮やかな朱色が特長の「ジャパネスクシリーズ」などを展開。平成20年に陶器と漆器の利点を融合させた陶磁器漆加工の研究開発に着手し、翌年、「漆陶シリーズ」を商品化。現在は「漆陶そう吉」としてブランド化している。
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