陶器でできた縦型の炭火焼コンロ。中心の円柱形の金網に炭を入れ、回りの穴に魚や焼き鳥といった串を刺すことでテーブルの上で簡単にバーベキューが楽しめる。囲炉裏のようにじっくりと炭で焼き上げることで、素材の余分な脂が落ち旨みが凝縮され、素材の味を引き立てる。炭に脂が落ちない形状のため、煙が立ちにくいのも嬉しい。
今も残る重油窯の2本の煙突がランドマークの窯元。食器だけにこだわらず、さまざまな焼き物に挑戦している。下石町のキャラクター「とっくりとっくん」は、当主の加藤土岐光さんが考案。とっくりとっくんの作陶体験も人気を集める。